図面通りに作るのは当然ですが、その仕上がりに技術者のこだわりがあります。たとえば許容されている誤差を限りなく寸法通りに仕上げます。
　加工面（面粗度）においては出来る限りきれいにして納品させていただき、バリ取り、イトメン取りなど最終仕上げまで丁寧に行うことを常としています。ただ「図面通り部品を製作する」という感覚ではなく、「１つの製品として仕上げる」ことを意識して製作しているのは、お客様が現場でスムーズに取付けができ、そしてその機械が不具合なくその目的を果たし世に役立つ製品、商品が作られるのだと考えているからです。
　製作するのは機械部品ですが、それが大きな役目を果たすことを自負して日々製作に取り組んでいます。

　お客様からの相談で、「他社に相談したが“できない”と断られてしまった」とか「他社に発注したものの・・・・」など、お困りごとが寄せられます。
　そんなときに「何とかしたい、うちならできる！チャレンジしたい！」という強い思いがあります。そんな難しい加工に対応できるのは、
▷幅広い加工方法の選択肢と高い技術力をもっている
▷それらの加工技術を組み合わせて製作する総合力とノウハウの蓄積がある
▷あらゆる技術と手段を使って、何とか形にしようという創意工夫の姿勢がある
という当社の強みがあるからです。
　試作品１個からでも喜んで製作させていただきます！小さい角物の製品、微細加工が得意です！！

　また、試作品製作用の治具はもちろん、リピート品に対応する治具や量産製作用治具など、高精度な治具作りに自信があります。それにより試作品からリピート品に至るまでお客様の満足度の高い製品づくりを行っております。多品種・少量生産、難加工品、難削材にも対応、試作品からリピート品に至るまでご要望にお応えします、ぜひ一度ご相談ください。

　弊社が行う部品加工は、「材料手配→機械加工（フライス・マシニング加工・放電加工・研削加工）→検査→（表面処理）→検査→納品」までの一貫生産を社内完結するため、最適な加工方法の選択ができ、短納期対応やコスト面においても、お客様にとって大変メリットになると考えています。
さらに、より高機能・高性能な新しい加工機の導入により品質の向上とスピードアップを両立させ、納期厳守を徹底し、さらに高精度測定機導入により品質保証をすることでお客様の安心と満足の製品を提供します。

　また、ご注文をお受けする際にお客様が必要とすることをしっかりお聞きし、ご相談のうえで最適な加工方法のご提案をさせていただいております。
　このお客様との密なコミュニュケーションを大切にしていくことで、阿吽の呼吸でお客様の意図を汲み取り、図面からも考えが理解できる。そんな関係を築き上げていきたいと考えています。

　さらなる技術の向上、効率化を図るために毎月改善会議を社員一同で行っています。そこで議論を重ね、反省点や改善点を新たな仕組みとして取り入れ、それを日々たゆまずコツコツと積み上げていく。
　それが技術者の次の高みを目指すための基礎となり、自信となっていきます。結果、技術力が向上し、会社の成長へと着実に繋がってきています。
また、今までに受講してきた５Ｓ（整理・整頓・清掃・清潔・躾）の講義内容を参考にし、実践していく中で作業が効率的に進み、仕事に集中できる環境作りの大切さを実感してきました。
この５Ｓ活動も一過性のものとはせず、社員同士お互いに声を掛け合い、継続することで身に付いてきています。

　このように毎日の継続が力になることを信じ、技と心の向上を目指し取り組んでいます。「働くことが人をつくる」という言葉の通り、日々研鑽を重ね社会の一員として社員と共に人として成長し、かつ社会貢献ができる会社をめざして努力を継続し、技術を未来へ向かって継承していく所存です。